PROFILE.
ウェルカムミュージック主宰
武蔵野音楽大学 アートマネージメント科 ポピュラー・カルチャー論 非常勤講師
前・産業技術総合研究所光技術部門客員研究員
欠田 芳憲(YOSHINORI KAKETA)音楽家 / アーティスト
1977年 音楽学校アン・ミュージックスクール入学。
佐藤允彦氏にジャズピアノ、編曲を師事。
1980年 特待生として卒業と同時に同校講師となる。
同年、講師推薦(鈴木宏幸先生)によりプロ・キーボード奏
者としての活動をスタートする。
【 共演アーティスト】
北島健二(Gt)、三好鉄生、松原みき、ヒロスケ、本間勇輔
しばたはつみ、当山ひとみ、マルタ、ハイファイセット
武田鉄矢、小柳ルミ子、芹洋子、西島三重子、テレサテ
ン、西城秀樹、麻倉未希、坂田梁山、トモ藤田、ポール ジャクソン(B)(ハービーハンコック・ ヘッドハンターズ)
谷村新司、杉山清貴、亀淵友香 、金子マリ、羽岡仁、モ
ンタナ・キング・ラムゼイ 等、多くのヴォーカリストた
ちのステージやレコーディングを伴奏者としてサポート
を務める。
1988年 作曲家として環境映像音楽やCM作品等の制作活動を始
める。
1999年 NHK・BS10周年スペシャルドキュメンタリー番組
「溶け合う心の絵の具」音楽制作。
【出版物】
1995年 ジャズピアノバラード集『ピアノスケッチ』を kmpより
出版。
1999年 ジャズオリジナル曲集『三つの情景』(kmp)
2000年 教則本『実践ポピュラーピアノマスター』ゴスペル編、
ブルース編を出版。 (ドレミ楽譜出版社)
2001年 ヒーリング・ジャズシリーズ『草原のアダージョ』
『夢のアダージョ』『海のアダージョ』を企画制作し出
版。(kmp)
2001年 『ベスト・アレンジ・スタンダード・ジャズ』
(リットーミュージック)
2004年 光の色が放つ高周波数に着目し可聴領域の周波数に変換
し、さらに音に変換した「色スペクトル音階」を産業技
術総合研究所光技術部門・色彩研究会で発表する。
同年、産業技術総合研究所光技術部門・客員研究員とし
て招聘される。
研究テーマは、色光と音の共感覚的作用について。「科
学、生理学、認知学、心理学」の多方向から研究を進め
る。その後視覚と聴覚の類似性に着目した視覚的な音楽
の試作を重ねる。2009年より映像の色光のスペクトルを
音の倍音列に応用した『和音や音色を生成するインター
フェース』の開発に齋藤啓之氏に協力を頂き着手する。
2011年 1月21日、特許庁より「色スペクトル音階」が音階作成プ
ログラムとして正式に認可される。(特許第4665123号) 同
年9月、映像の色光周波数を変換し音楽を生成するソフト
ウェア『 Spectrum Harmony 』の試作品第一号が完成。
映像やWebカメラからの色光情報を元に音へと変換し和音
や音色を生成するコンセプトのクリエイティブ・ツール。
2012年 ポピュラー音楽を「理論=科学」と「音楽スタイルの形
成の変遷=歴史」といった異なる2つの方向からとらえて
みる音楽研究書 『Knowledge of Popular Music』の制作 に着手する。
2016年 ソフトウェア『 Spectrum Harmony 』プロトタイプが完成
する。
2017年 4月、色光周波数から音色を生成する『Spectrum Tone
Color』試作品第1号が完成。(ソフトウェア)
6月、ライブ・プロジェクト『ブリコラージュ・フリーセ
ッション』を企画開催。シンプルな音楽素材を元にそこか
ら即興的に展開をくり広げる音楽実験的なセッション・ラ
イブ。
9月、武蔵野音楽大学アートマネージメント科新カリキュ
ラム「ポピュラー・カルチャー論」の担当講師を務める。
1970年以降世界の大衆文化は多様化を始める傾向になった
その背景について、ポピュラー音楽スタイルの変遷や新し
く開発された楽器やメディアなどの環境の変化にも着目し
ながら考察を試みる文化学。
2018年 2月、『ワークショップ+ブリコラージュ・フリーセッシ
ョン』とタイトルを改め、レヴィ・ストロースの構造学に
ある「相関と対比」や「分類と変換」が音楽の中でどのよ
うに機能しているかについて分析してレクチャーをする
『音楽の構造学』をワークショップのテーマとする。また
その分析対象をポピュラー音楽とする事で、人類文化史的
にも「人と音楽」の関係性についての考察を試みる音楽研
究会。
2018年 10月、乳がん啓発ピンクリボン運動キャンペーン番組『お
っぱいチェック体操』(チャンネル銀河)の音楽を制作する
その後番組は衛星放送協会オリジナル番組アワードでミニ
番組部門最優秀賞を受賞。(2019年6月)
2007年 NHKデジタルラジオ番組「Welcome to Jazz!」企画制作 出演。1890年頃にはじまるラグタイム・スタイルやニュ
ーオリンズジャズから、2007年のフューチャー・ジャズ
までのジャズの変遷を解説と共に紹介する番組。(全10回)
同年、NHK「地球ラジオ」番組テーマ曲を制作。
2019年 12月、J-CAST Bookウォッチに『作曲の科学』(慶應義塾大
学講師/音楽家フランソワ・デュボワ著)の書評が掲載され
る。
2020年 5月、幼児から初心者までコード付けを学ぶテキスト
『Basic Harmonize Book』の制作を始める。
2007年 フレーベル館より、子供たちの即興歌遊びの絵本「つくっ
てうたおう!きみもプチ・アーティスト!」を企画監修。
「ことば 」と「3つの音の高さ」と「リズム」による即興
的な歌あそびを提案。3つの音を組み合わせたパターンか
らメロディ ーを作ってみる、旋律の形成パターンに着目
した音楽絵本。
2021年 4月、コード付け学習テキスト『Basic Harmonize Book』
が完成する。
2021年 12月、カワイポピュラーピアノ2級検定審査官を務める。
2022年 4月、コード理論を学ぶ絵本の制作を開始する。(ウェル
カムミュージック企画)
2009年 6月15日、1stアルバム『mind scape 心象風景』(ウェルカ
ムミュージック制作)を発売。聴覚と視覚の共感覚的作用
に着目した「音色や和音などサウンドのグラデーションや
imageの質感」を音で表現した作品集。
2023年 4月、コード練習のためのドリル2声、3声、4声の制作
を開始する。(ウェルカムミュージック企画)
2010年 4月より、武蔵野音楽大学音楽環境運営学科にて「ポピュ
ラー音楽概論」の非常勤講師を務める。世界のポピュラー
音楽の形成にも影響を及ぼしたアメリカ・ポピュラー音楽
のルーツや変遷について、その起源を古代ヨーロッパの民
俗音楽やアフリカの民族音楽まで遡り、音源の採譜から音
楽スタイルの諸要素を分析して(形式・音階・ 和音・楽器
・リズム)、ポピュラー音楽の形成や大衆文化の構造性に
ついて考察する音楽学。
※ プロフィール詳細についてはPCオフィシャル・サイトに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
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